環状線上のトラディショナルシネマ -トビタシネマ-

2015年の4月1日、大阪飛田のトビタシネマ/飛田東映が休館、実質閉館した。
これを知ったのは5月に入ってからなんだけど、まあいろいろつらつら思ったこと書き連ねます。

まともな追悼記事は下記のがおすすめ。
飛田東映／トビタシネマ、４月１日から休館 - エイガ・デイズ http://d.hatena.ne.jp/Kurobaku/touch/20150322/p1
さらば浪速のグラインドハウス本日１００円。 ( その他映画 ) - 字幕映画のススメ - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/gh_jimaku/27050132.html

・入れ替えなし
・3本上映
・入場料800（各種割引で500）円と破格
という感じの映画館。
正しくは、洋画専門のトビタシネマ、邦画しか映さない飛田東映の2つが同じ建物に入ってる。

普通の映画館に慣れてるんで面食らったんだけど、客のガラが悪い、汚い、なぜか冷房効きすぎ。
禁煙なのにタバコを我慢する気がゼロ。大阪でもかなりの下町。
スクリーンに目立つ茶色のシミがあって気になる。ああ、場内清掃はマメですよ。
冷房効きすぎなのは今でもわからん。

自分は2010年あたりから2,3度行った。
映画けっこう好きなフォロワとも行った。
天王寺のあたりで遊ぶついでに寄って、よーしお父さん3本見ちゃうぞ～って思っても2本見て満足して帰ってきたり。
自分、ライダー映画でさえ寝ちゃうんでね。3本は無理。

東京のこういう感じの劇場が閉館してもなにも思わなかったけど、行ったことのあるのだと、文化がまたひとつ消えていく。と思っちゃうね。
家の外でプラモ作るような感じの特殊な空間で、たまに行きたい感じになるんで、ああいう場がなくなるのは惜しい。

Googleはトビタシネマときいてハッテンをサジェストするのやめろォ！